頭山
| 英語:Mt. Head |
| 短編アニメーション | 2002 | 日本 | 10分 | 35mm、HD、DCP | スタンダード | Dolby Degital 5.1ch, ステレオ | 日本語、字幕:英語、仏語、中国語、ポルトガル語 |
スケッチ |
絵コンテ |
原画 |
メーキング |
スチール |
台詞 |
予告編 |
On Demand |
英語 |
フランス語 |
ポルトガル語 |
山村浩二作品集 II |
演出・アニメーション、美術、編集:山村浩二
語り、三味線:国本武春
原作:落語「あたま山」
脚本:米村正二
音楽:国本武春、シジジーズ 冷水ひとみ
サウンドデザイン:笠松広司
製作:ヤマムラアニメーション
ケチな男が拾って来たサクランボの種を食べたために、頭に桜が生えて、そこに花見客が訪れる。花見客が騒がしくて桜の木を抜くと今度はその穴に水がたまって、海水浴客が集まってくる。落語「あたま山」を現代、東京に舞台を移し、アニメーションで新解釈を試みた作品。
歴史的ランキング:ASIFA50周年記念アニメーションベスト50:第19位(2010 »List)
アニメーションの一世紀 100作品:第70位(アヌシー国際アニメーション映画祭、2007 »List)
日本のメディア芸術100選 専門家選出のアニメーション部門:第8位(文化庁、2006)
2004年度キネマ旬報文化映画ベスト・テン:第10位(2004)
世界と日本のアニメーション ベスト150 第90位(ふゅーじょんぷろだくと、2003)
受賞:第75回アカデミー賞®短編アニメーション部門ノミネート
グランプリ:アヌシー2003、フランス
グランプリ:第16回ザグレブ国際アニメーション映画祭、クロアチア
グランプリ:第10回広島国際アニメーションフェスティバル、日本
グランプリ:レンコントレス国際アニメーション映画祭
グランプリ:第15回ドレスデン国際アニメーション&短編映画祭、ドイツ
グランプリ:メディアウェーブ2003、ハンガリー
最優秀短編アニメーション賞:第2回国際アニメーションフェスティバル アニフェス2003トシェボニュ、チェコ
最優秀短編アニメーション賞:第8回マンチェスター国際短編映画祭、アメリカ
準グランプリ(コンピュータ・アニメーション/ビジュアル・エフェクト部門):アルス・エレクトロニカ・フェスティバル、オーストリア
銀のハト:第47回ライプチヒ国際ドキュメンタリー・アニメーション映画祭、ドイツ
銀賞(Silver Jaberrwocky):エチュード&アニマ国際映画祭2005、ポーランド
最優秀サウンドトラック賞:クレルモンフェラン短編映画祭、フランス
最優秀短編アニメーション賞:バダロナ国際映画祭(FILMETS)、スペイン
審査員特別賞:キアヴァリ国際アニメーションフェスティバル、ハンガリー
審査員特別賞:第8回イ・カステリ・アニマティ、イタリア
審査員特別賞:ビルニウス国際アニメーション映画祭、リトアニア
審査員特別賞:オランダアニメーション映画祭、オランダ
特別賞:第12回シュトゥットガルト国際アニメーション映画祭、ドイツ
特別賞:第19回ベルリン国際短編映画祭、ドイツ
優秀賞(アニメーション部門):平成14年度(第6回)文化庁メディア芸術祭mにジョン
最優秀短編観客賞:第8回シネマ・トウ・エクラン、スイス
公式セレクション:オタワ国際アニメーション映画祭、カナダ
コートイモラ国際短編映画祭、イタリア
第26回シナニマ・エスピーニョ国際アニメーションフェステイバル、ポルトガル
ブラック・ナイツ映画祭ジャパニメ2002、エストニア
プチョン国際学生アニメーションフェスティバル、韓国
ロッテルダム国際映画祭、オランダ
アニマック 2003、スペイン
アニマ 2003、ベルギー
タンペレ映画祭、フィンランド
イメージ・フェスティバル、フランス
環境映画祭
フレドリクスタ・アニメーション・フェスティバル、ノルウェー
タフ・アイ トゥルク国際アニメーションフェスティバル、フィンランド
ブリストル国際アニメーションフェスティバル
ハンブルグ国際短編映画祭
トロント国際短編映画祭
メルボルン国際アニメーション映画祭
エクスプレション・エン・コート2003
カレビア国際映画祭
アニマムンディ
メルボルン国際映画祭
ブリスベン国際映画祭
第7回ルーサン・アニメーション・ナイト
タイ短編映画祭
SICAF2003 第7回ソウル国際カートゥーン・アンド・アニメーション映画祭
エジンバラ国際映画祭
XINACITTA
第4回バルセロナ短編映画祭
ファントーシュ
国際ベスト短編映画祭
クロック国際アニメーション映画祭
第17回リード国際映画祭
シネマ・トウ・エクラン ジュネーブ映画・テレビ・国際フェスティバル 第7回国際短編映画セレクション
ニュー・インデペンデント・アニメーション・フロム・ジャパン in ICA
Rencontres Audiovisuelles
Le Triage国際アニメーテッド・フィルム・デイ
中国カートーン・インダストリー・フォーラム
青島国際カートゥーン・フェスティバル
第22回ウップサラ国際短編映画祭
第14回サン・セバスチャン・ホラー・アンド・ファンタジー映画祭
第1回国際ササ・アワード2003
BAF '03
ラ・オルタネティブ 第10回バルセロナ・インデペンデント映画祭
第1回トロント・ジャパニーズ・ショートフィルム・フェスティバル
エクスポカートゥーン
台湾金馬映画祭
アニマドリッド
ベスト・アニメーテッド・フィルム・オブ・ザ・イヤー
第45回ビルボア国際ドキュメンタリー・アンド・短編映画祭
第13回フリッカーフェスト 国際短編映画祭
レビュー:物語は本質的に非現実的だが、アニメーションはそれを釘付けにする。
»サイト
典型的な日本のアニメのスタイルとは違う『頭山』は、多くの国境を越える。
Atama-yama no es la típica animación japonesa, es algo que sobrepasa esa y muchas fronteras.
»サイト
彼の世代の大御所で、活力があり多彩で芸術性に富んだ日本のインデイペンデントを代表する山村の『頭山』は、その文化的ルーツに忠実ながら、本質的に反するパウル·クレーとモンティ·パイソンのような影響との比較を考えさせる全作品において重要な作品だ。飲み込んだ種が頭から成長し、桜を引き裂く後に狂気に突入するケチ男の物語は、時間や空間、アイデンティティに関する監督の機知に富んだ、しばしばグロテスクな瞑想の最適な見本を提供する。
»サイト
フィルム所蔵:国立映画アーカイブ、広島市映像文化ライブラリー、シネマテーク・フランセーズ(フランス)
原画所蔵:広島市立現代美術館、アヌシー城博物館(フランス): 『頭山』原画、
個人コレクター(カナダ、フランス)
DVD 25年度用 新版教科書「動画で広がる美術の世界」(教師用資料)
発行・日本文教出版、2013、日本
»サイト
作家インタビュー:山村浩二、「短編アニメーション」「フリップブックをつくろう」、『頭山』収録。