ここには人生の孤独に関する、ありとあらゆることが記されている。これ1本さえあれば、もう哲学書などすべて破棄してもいいほどだ。(相田冬二「invitation」9月号)
「年をとった鰐」の流れるような芝居とカメラワークは、ヤマムラスタイルのスタンダードに達している。そして、13分はあっと言う間で短く感じる。(by Taylor Jessen, Animation World Network, April 2005, アメリカ) >レビュー全文
話の先が分かりきったハリウッド産のアニメーション作品ばかりで食傷気味になったら、山村浩二の手書き作品「年をとった鰐」を見て治すといい。(by Chris Grove, Animation Magazine, 2005.07, アメリカ)
淡々とした鰐の姿にいつしか引き込まれていく作品。(「ピクトアップ」OCT+NOV 2005)
山村浩二の最新作『年をとった鰐』には、アニメーションの持つそんなプリミティブな魅力が──繊細な技術力に裏 打ちされて──漲っている。(深川壱之「Esquire」Web Must See 2005) >レビュー全文
「心にのこる一冊」(年をとったワニの話/山村浩二)>こどもの本 on the Web
"The acting and camerawork are up to Yamamura's usual fluid standard, and, at 13 minutes, it's much too short."
by Taylor Jessen, Animation World Network(April 2005 USA) >>Read all reviews(AWN) >QuickTime Clip (AWN)
If you want or need an antidote to the often predictable formulas of Hollywood studios animated fare, look no further than Koji Yamamuras pencil-drawn film The Old Crocodile.
by Chris Grove, ANIMATION MAGAZINE(July 2005 USA)
Cortometrajes de Koji Yamamura: Mount Head y The Old Crocodile
Jubei Kibagami 2021.05.07, El Armario Animado >Site
物語は本質的に非現実的だが、アニメーションはそれを釘付けにする。>レビュー全文
典型的な日本のアニメのスタイルとは違う『頭山』は、多くの国境を越える。>レビュー全文サイト
彼の世代の大御所で、活力があり多彩で芸術性に富んだ日本のインデイペンデントを代表する山村の『頭山』は、その文化的ルーツに忠実ながら、本質的に反するパウル·クレーとモンティ·パイソンのような影響との比較を考えさせる全作品において重要な作品だ。飲み込んだ種が頭から成長し、桜を引き裂く後に狂気に突入するケチ男の物語は、時間や空間、アイデンティティに関する監督の機知に富んだ、しばしばグロテスクな瞑想の最適な見本を提供する。>サイト
山村の短編映画を見ると、最初は貪欲に焦点を当てた映画のように見えますが、少し深く掘り下げると、社会と環境を巡るさまざまな解釈が明らかになります。素晴らしいテクニックと、共鳴的でありながら簡単に理解できるストーリーを組み合わせることで、フェスティバルシーンで幸運にも目撃した多くの短編映画ファンにとって、「頭山」が人気を博した理由が簡単にわかります。>FANTASY ABOUT TRANSFORMATION IN ANIMATION DIRECTED BY KOJI YAMAMURA: Rob Munday
Cortometrajes de Koji Yamamura: Mount Head y The Old Crocodile
Jubei Kibagami 2021.05.07, El Armario Animado >Site
これら奇怪千万な生き物が全部自分に見える人は、かなり正常である。
柴田元幸(翻訳家)
個性を伸ばしすぎた奴らが、
壊れながら生きてる。
かっこいい。
穂村弘(歌人)
日本には、真のデーモンたちが棲んでいるようだ。彼らは、我々を慄かせるため、我々の想像力を覚醒させるため、そして我々の生活に存在的な規模を与えるため、我々の無意識の深底からリアルに映し出されたのである。
ヤン・シュヴァンクマイエル(映画監督) <